不安障害
不安に関係する障害で、以下のような障害があります。
社交不安障害
不特定の人が集まる場所で不安を感じやすい障害です。そのため、登校時に人目を避けて遠回りするなどの行動が見られることがあります。
全般性不安障害
様々な事に対し過剰な予期不安を持続的に抱きやすくなる障害です。
例えば、ニュースを見て身内の不幸がないのに起こるのではないかと過剰に感じ、離れた土地の震災のニュースを見て今すぐ起こるのではないかと過剰に不安になるなど、一貫性のない「自由に浮動する」と表現される不安を抱きやすいようです。
パニック障害
不安から生じる、動悸、過呼吸、手のしびれなどの身体反応が発作(パニック発作)が突然生じ、電車内など逃げ場のない場所で起こることで症状の改善が妨げられるという過酷な経験を経て、同様の場所で発作が起きないかと不安に感じやすくなり、発作が誘発されやすくなるという悪循環を生む状態です。